上天草の玄関口
登立地区
鳥居の横には、「舟つなぎの木」と呼ばれる巨木がそびえています。昔はこの神社の周辺が海に囲まれており、交通の要所として機能していました。船がこの木に係留されていたことからこの名前がつけられました。
鷽替え神事・うそかえ夏祭り
毎年7月24日には、参拝者が木彫りのうそ鳥を交換し合う「鷽替え(うそかえ)神事」が行われ、一年の幸運を祈願する風習があり、地域の夏祭りとしても知られています。うそ鳥は、縁起物としても重要視され、交換を通じて新たな出会いや縁結びが期待されています。
登立天満宮
御朱印 あり
御祭神 菅原道真公 外八柱
登立菅原神社
(のぼりたてすがわらじんじゃ)
登立商店街
大矢野島の中心集落は登立(のぼりたて)であり、1.3kmにも及ぶ商店街が形成されています。
すぐそばにバス通りが並行しているため、商店街自体の交通量は少ないですが、多くの商店が営業を続けています。
登立について
登立は、天草諸島の最北端に位置する大矢野島の中心地です。
この地域は、農業と漁業を中心とした集落であり、干拓により面積を拡大してきました。
伝説によると、僅か15歳で天草・島原の乱一揆軍の総大将に任命された天草四郎がこの島で生まれたと言われています。
真偽は定かではないが、大矢野島との深い関わりは事実のようです。
古くは日本武尊の父である景行天皇や後醍醐帝の末子牧野宮懐良親王がお立ち寄りの際、登旗を立てお迎えしたことから「登立」という地名が付いたという説もあります。
空撮